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⦆内でページ移動の方法を記載している部分があります。移動の手順は変わりませんが、PC表示を例にしているためご注意ください。(一部を除く)
・LIFEと連携がしたい
レコセラがはじめての方へ 操作マニュアル







基本説明
報告画面の見方を知りたい
報告したい利用者の名前を選択すると、出てくる報告画面は以下のようなものです。

要素は全部で3段です。上から順に
①「事前確認」ボックス
②「当日報告」ボックス
③「ケア確認」ボックス
①「事前確認」ボックスでは、主に薬の確認や申し送りを読むことが可能です。ケアの前に確認しておくべきことをここで確認できます。

申送り事項は申送りの報告から2週間表示され続け、ボタンで消去するとその画面からは消えますが、翌日以降も2週間必ず表示されます。
薬については問題なく実施した場合チェックボックスにチェック、非実施の場合プルダウンから理由を選択します。
②「当日報告」ボックスでは、実施したプログラムに対し報告が必要な要素が書かれています。例)実施したかどうか、何時に行ったか、様子や表情に変化があったか 等

画面を開いた時点で様子や表情は「特変なし」となっており、時間もプログラムを実施する予定の時間(あらかじめ設定したもの)が表示されています。いずれも変化がなければ触らず、変化があれば入力します。その後、右上の報告ボタンを押せば記録完了です。
※報告内容をどの帳票に記録するかは、プルダウンで選べます。チェックを入れて報告したものには、同じ内容が同時に記録されます。

③「ケア確認」ボックスでは、その利用者に必要なケアが書かれています。それに従ってケアしつつ、いつもと違う対応をした場合にはその部分を変更しましょう。

変更した部分は薄緑の背景になり、完了時の表示も変わります。(完了表示の違いはこちら)

「更新」ってなに?
レコセラに現場責任者以上の権限を持ったIDでログインすると、「更新」というボタンが表示されることがあります。これは普段と違った様子やケア内容を記録する場合に、次回以降はその情報をデフォルトとする保存方法です。

例)ケア内容が「一部介助」の項目
↓
本日は「全介助」で行った
…その日は「全介助」で記録され、次回以降は通常「一部介助」の表示に戻ります。
…その日の記録が「全介助」になり、かつ次回以降も通常「全介助」としてケア内容が表示されます。
(ケア内容として登録されている情報を上書き)
※利用者情報を書き換えることのできる機能のため、3つの権限のうち 現場職員の画面には表示されません。
利用者が増えたときはどうすればいいの?
管理者権限をもつアカウントであれば、自由に追加・編集ができます。


⦅右上メニュー/登録⦆
まずは基本情報を入力し、利用者情報を作成します。後から追記することもできるため、分かっている情報を入力すればOK!

「登録」を押すと、利用者一覧に氏名が追加されます。
⦅右上メニュー/一覧⦆

ここから、医療情報などを入力することができます。
左から順に、表示される項目を埋めていくとスムーズです。詳しくは「利用者情報について」をご覧ください。
バイタルの入力方法
利用者・職員ともに、楽にバイタル入力ができるようになりました。※画面は利用者様のバイタル入力

バイタル入力の画面で体温をクリック(タップ)すると…

「3」が自動で入力されます。これ以降の数字を入力するだけ!このとき、小数点は必要ありません。
例:「36.5」℃の場合は「65」を打つ

打ち終わると、自動で次の枠に移動します。
送迎システムについて
どうやって送迎表を組み替えるの?
トップ画面の「迎え一覧」「送り一覧」ボタンを押すと、あらかじめ登録したその日の送迎表が開きます。

変更したい利用者様の名前をドラッグ&ドロップ(クリックしたまま移動)すると、簡単に送迎表が組み替えられます。

必要に応じて時間も変更し、保存します。
3種類の保存の意味は?
送迎表の右上にある保存ボタンは、変更をどの範囲まで反映するかによって使い分けることができます。


状態…来週以降の送迎表も同じく変更します。デフォルトの状態を変更するイメージです。
当日…今日の送迎表のみ変更します。来週以降の同じ曜日には影響しません。
下書…下書きとして保存できます。仮に変更した時や変更途中の場合、当日以外の表を変更した場合にお使いください。
※「当日保存」は直近1週間の範囲で可能です。
保存を行うと、それに応じた削除ボタンも表示されます。消去はここから行ってください。


今表示されている送迎表がどの保存データかは左上で確認・切り替えができます。
※削除と表示切り替えに関しては、保存されたデータがある項目のみ表示されます。
送迎表の
は何を表しているの?
をクリックすると、その利用者様の他の曜日の送迎予定や住所がまとめて表示されます。

送迎報告の方法が知りたい
送迎車を選ぶ
↓
利用者の自宅についたら、次の場所へ向かうときに
を押す
↓
変化があれば都度記入する
というのが大まかな流れです。
【スマホ表示で解説!「レコセラ」送迎システムの使い方】
①トップ画面から送迎車を選択します。

②利用者名をタップすると事業所からの携行品などが記載されているため、忘れ物がないか確認して出発します。
施設を出るときにをタップし、あとは表示されている順番通りに迎え(送り)に行くだけです。

※事前電話について
電話アイコンが表示されているのは、事前電話が必要な方です。
横の数字はタイミング(5→5分前・出→出発時 など)を表しており、ボタンを押すと「事前電話」(右図参照)の項目に入力した番号で端末の電話機能が起動します。


※マップから経路を呼び出す
をタップすると利用者情報として登録されている所在地に応じてGoogleマップが表示されます。そのため、現在地からの経路を表示して向かうことも可能です。

③利用者宅についたタイミングでをタップし、次の目的地に向かうときに
をタップします。(タップしたボタンには時間が表示されます。)
こうすることで、車に乗る/車を降りる ために介護をしていた時間を記録することができます。
④利用者名をタップすると、自宅からの持参物など必要な事項が書かれているため、間違えないよう確認しつつ進めます。


※「事前確認」ボックス
利用者名をタップして一番上に表示されている文章は必ず確認しましょう。
の項目は申送りがある際に表示され、2週間表示され続けます。


グレーの範囲にある文章は「注意点」として記載されたもので、申送りと違い変更しない限り永久的に表示されます。
注意点は「ケア確認」ボックスの「送迎方法/注意点」でラジオボタンをONにし、テキストを入力して状態更新すると反映されます。
※管理者権限
必要に応じて使い分け、添乗員やドライバーが急遽変わってもいつもと同じように送迎を行えるようにしましょう。
⑤送迎時にいつもと違った部分があった場合は、通常の報告と同じように記載し、報告します。
特変なしの利用者は、チェックを入れて「特変なし」ボタンをタップすればそのまま記録されます。


送迎では「様子の変化やケアの記録」と「送迎自体の完了報告(時間の記録)」を両方行います。
⑦左図はケア項目の記録が完了した状態です。あとは気を付けて事業所に戻り、施設のをタップし、運転手などを選んで報告ボタンで報告すれば送迎の記録は終了です。お疲れ様でした!


2種類の報告が完了すると、通常のプログラムと同じく報告済みの画面に移動します。

言葉やアイコンの意味について
それぞれのアイコン表示の意味が知りたい
「レコセラ」内でアイコン化表示がされているものについて、すべての意味をまとめました。※権限によっては表示されないアイコンも含みます。
【トップ画面】
…未報告画面(まだ報告を行っていない項目一覧)と報告済画面(すでに報告し終わっている項目一覧)を切り替えられます。

…プログラム(送迎の場合送迎車)に対する実施人数
まだ記録が報告されていない利用者の人数/実施が必要な利用者の総数 で表示されています。
【プログラム】

⦅トップ画面>任意のプログラムをクリック⦆
…すべての項目において特変なしで報告が完了している
…何かしらの変化が見られ、それを記録・報告した場合の完了表示
…報告の際に、変化した部分を次回以降はデフォルトとして登録(=状態更新)を行った場合の完了表示
…記録の途中で報告を保留する「あとで」ボタンを押し、まだ報告が完了していない
…チェックをつけた利用者すべてを「特変なし」として一括で報告する
…バイタルの測定が行われていない
…申送り事項が存在する
…内服薬あり
…外用薬あり
…注射薬あり
…上記3項目に該当しない種類の薬あり
※実施が完了して報告まで行うとアイコンが薄くなります。
【全利用者薬情報】

⦅右上メニュー/帳票>全利用者薬情報⦆
…問題なく実施できた
…何かしらの理由で実施ができなかった
…未報告
【利用者一覧】

⦅右上メニュー/一覧⦆
…書類の更新期限を過ぎている
…書類の更新期限が近づいている
…書類の更新期限に問題なし
※このアラーム表示は、⦅管理メニュー/利用者一覧▶編集⦆から、表示のON/OFFや色が変わる時期を自由に変えることができます。

…利用者が欠席となった場合に、理由とともに報告する画面が開きます。
…何か記録しておきたいこと、周知しておきたいこと、ご家族に伝えておきたいことなど、自由に記述して報告できます。欠席しているときや、ケア項目とは関係のない場面で報告したいことがあった場合にご使用ください。
記録先は通常の報告と同じく選ぶことができるため、必要に応じて選択してください。
…利用者の所在地(自宅の場所)をGoogleマップで表示します。
利用者情報について
介護保険情報にケアマネジャーを登録したい
利用者情報の「介護保険」では、ケアマネジャーを選択する欄があります。ここはあらかじめ登録されているケアマネジャーが表示されるため、新規で追加したい場合は以下の操作を行ってください。
※この操作は管理者または現場責任者のみが行えます。
すでに登録されている事業所に対し新しいケアマネ情報を登録する場合は①の作業は必要ありません。
①居宅支援事業所を登録する

⦅右上メニュー/管理>居宅支援事業所▶登録⦆

上記画面に進み、必要な情報を入力します。「登録」を押すと、居宅支援事業所の一覧に追加されます。
②ケアマネジャーの情報を入力する

⦅右上メニュー/管理>居宅支援事業所▶一覧⦆

一覧では、登録した居宅支援事業所の名前が表示されます。「+」を押すとケアマネジャーの氏名・携帯電話番号・メールアドレスを入力する欄が開きますので、入力して「新規追加」を押します。
事業所名の横には、その居宅支援事業所のケアマネジャーが担当している利用者様の氏名を表示しています。

ここで登録されているケアマネジャーの氏名がか介護保険の情報にも表示されます

パターンの入力方法が知りたい
利用者情報で利用パターンを入力するときは、以下の操作を行ってください。

⦅右上メニュー/利用者一覧>パターン⦆
「曜日状況」が空白の場合、「その曜日は利用していない」ということになります。利用予定の曜日で適切な項目を選択します。

すると右の欄で単位とそれに応じたケア項目が選べるようになるため、予定されているものを選択します。提供時間区分や送迎についても続いて入力し、右上の「一括保存」を押せば終了!利用する曜日のケア項目に名前が表示されるようになります。
「ケア項目」には何を入れればいいの?
ここで入力するのは、ケア確認ボックスに表示される内容です。(ボックスについてはページ最上部の操作マニュアルへ)
現場職員はこれをもとにケアを行うため、通常時どんなケアを行うか、何を使用するかなどを記入しておきます。


⦅右上メニュー/利用者一覧>ケア項目⦆
報告時にこの内容が表示されるため、普段と違った場合のみその部分を変更して報告します。※現場職員は変化があったことを報告することはできますが、デフォルトの内容を上書きすることはできません。
「目標設定」は計画書に直接入力しないの?
利用者情報で入力する「目標設定」「医療情報」「居宅環境」は、そこに書かれた情報が必要な書類と一括で連動するように作られています。

「転記先」にカーソルを合わせると、その項目が何の帳票に記載されるか確認することができます。転記先に必要な情報を、この画面で入力することですべてに自動反映する仕組みです。
ここを変更すれば、すべての転記先に変更後の内容が反映されます。
★逆に、帳票側から編集した場合に他の帳票へ自動反映されることはありません。
例)通所介護計画書の目標部分だけに追記がしたい場合は計画書の方から編集を行って保存してください。
オプションについて
LIFE連携を使用したい
レコセラのオプションであるLIFE連携を行うと、記録した情報をLIFE用に出力することができます。
大まかな流れとしては
①必要な情報を揃える
②出力ボタンを押す
③ダウンロードされたものをLIFEに読み込む
この3ステップだけです!
①必要な情報を揃える
まずLIFEに必要な帳票は、一覧の中でこの4つです。

(利用者一覧>利用者選択>デフォルトで「薬情報」となっているプルダウンを押す)
順番は問いませんので、以下の通り入力してください。
・生活機能チェックシート
評価日時とスタッフとADLを入力→新規保存
・DBD13(認知症行動障害尺度)
該当するものを選ぶ→新規保存
・意欲の指標vitality index
該当するものを選ぶ→新規保存
・身長・体重・BMI・アルブミン値 評価
日付・身長・体重を入力→新規保存
最後に、上記の情報を「科学的介護推進に関する評価(通所・居住サービス)」にまとめます。


ここには初めに入力していた4つの帳票から、あてはまる内容が転記されています。評価日・記入者名・記入者職種を入力してください。
また、「口腔・栄養」の下記3項目に関しては転記元の帳票がないため、手動で入力してください。

これを「新規保存」して、LIFEに向けた情報の準備は完了です。
②出力ボタンを押す
ここまで来たら、あと少しです!「利用者一覧」画面で、LIFEに読み込みたい利用者名を選択
→「LIFE」ボタンをクリック

すると、「.csv」形式のデータがひとつダウンロードされます。
③ダウンロードされたものをLIFEに読み込む
LIFEを起動し、「外部データ取込」を押すとファイルを読み込む画面に移行しますので、先ほどレコセラで抽出した.csvファイルをそのまま読み込みます。
これで、レコセラ内の最新情報をLIFEに流し込むことができます。


以上でLIFEへのデータ移行は完了です。