【2024年4月~新LIFE】レコセラからLIFE用のデータを出力する方法

旧版と変わらず、レコセラではLIFEに必要なデータを集めた帳票を完成させたあと、ボタンを押すだけでLIFE(システム)に読み込めるデータをダウンロードすることができます。

加算によって帳票は異なりますが、本ページでは「科学的介護推進体制加算」について解説します。

基本情報

右上メニュー>「一覧」から利用者一覧に飛び、任意の利用者名から帳票選択のプルダウンで「科学的介護推進に関する評価(通所・居住)」を開いてください。

この帳票が、最終的にLIFEへと送るデータを集めたものとなります。

レコセラでは、利用者情報や他の帳票から必要な情報を1か所に集結させ、入力の重複を防いだり、各情報の記録を事業所内で分担したりすることができる仕組みになっています。まずはグレーになっている欄(基本情報)が十分に入っているかを確認し、空欄となっている場合は登録を行ってください。

グレーの部分や入力欄にカーソルを当て動かさないようにすると、ツールチップが表示され、その情報がどこから転記されてくるものかを見ることができます。

例えば日常生活自立度にカーソルを合わせると【医療情報▶日常生活自立度】というツールチップが表示されます。この場合、利用者情報の「医療情報」ボタン内にある「日常生活自立度」の項目から転記されていることになり、帳票側が空欄の場合は過去に保存が一度も行われていない状態となります。デフォルトでは自立が選択されていますが、適したものを選択して「保存」を押してください。

※保存を行うと保存ボタンの左に最終更新日が表示されるようになります。

上記画面で「日常生活自立度」の左にある「転記先」にカーソルを合わせると、帳票側とは逆にどこへ転記されているかが見られます。

この書式では、【■服薬情報】【■認知症の診断】等も緑ボタンの対象となります。帳票作成前に入力を行い、次のステップへ進んでください。

※任意項目かどうか、記録した方が望ましいか等の基準は厚労省からの通知をもとに各事業所でご判断いただいております。重要度の高さや必要性に関して弊社から明確なご返答を差し上げることはできかねますので、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

「科学的介護推進に関する評価」の内容

▶生活機能チェックシートのように青い文字でリンクのある部分は、情報元となる書式が存在します。

<生活機能チェックシート>

転記元の書式では、科学的介護推進体制加算に必要な要素がピンク色にハイライトされています。

ピンク色のハイライトはあくまで科学的介護推進体制加算における要件を反映しております。例えば“個別機能訓練加算に必要な生活機能チェックシートは全項目選択が必要”など、各加算によって提出書類と要素は異なりますので、詳細は厚労省の発表等をよくご確認いただき、算定用件やLIFEに関するご不明点はLIFEのサポート窓口または自治体へお問い合わせください。

「科学的介護推進に関する評価」を構成する書式は以下の6つです。(任意書式含む)

・生活機能チェックシート
・身長・体重・BMI・アルブミン値
・DBD13(認知症行動障害尺度)
・生活・認知機能尺度
・意欲の指標 Vitality index
・ICFステージング

書式が分かれていることで、評価ごとにまとめて進めたり、職員同士で手分けして作成することが可能になります。

※【■口腔の健康状態】について

青いエリアは、2024年3月以前のLIFE(本Q&Aでは「旧LIFE」と表記)の項目となります。

レコセラでのデータ作成を旧LIFEから継続して行っている場合に、情報を残したり参考にするために存在するエリアとなっておりますので、今回の新LIFEから算定を始めた事業所は、ピンク色のエリアのみ評価してください。

※口腔の健康状態は元になりうる書式が存在しないため、直接入力となります。

CSVにする

ここまでの入力が完了し「保存」を押すと、CSVで書き出すことができます。

<利用者一覧>にて、チェックボックスでCSVにする利用者名を選択します。「利用者」の左にあるチェックボックスは全選択となります。

抽出したいデータを選び、白い枠内で抽出の対象となる月を選びます。この時、抽出する月に該当しない利用者を選択していても問題ございません。データが存在する利用者の分だけ自動で出力されます。

「LIFE」ボタンを押すと、LIFEに読み込めるcsvデータがダウンロードされます。

ダウンロードされたデータを、LIFEの外部データ取込から読み込むことで、評価内容を提出できます。

LIFEのシステムについて、詳しい操作や注意点はLIFEログイン画面右上のから各種マニュアルを閲覧することができます。

※抽出する月について

本ページは「科学的介護推進に関する評価」を例に挙げているため、抽出の基準は評価日となります。そのほかの書式については以下の通りです。

【抽出の対象となる日付】

科学的介護推進に関する評価評価日
栄養スクリーニング・アセスメント・モニタリング作成年月日
栄養ケア計画書作成(変更)日
口腔機能向上サービスに関する計画書評価日
興味関心チェックシート新評価日
生活機能チェックシート評価日
個別機能訓練計画書作成日
リハビリテーション計画書評価日
通所リハビリテーション計画書評価日 新

利用者情報を出力するときは、抽出月を選択しないでください。

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